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タイワンツバメシジミ    絶滅危惧Ⅰ類種
Indian Cupid    シジミチョウ科

2013年9月8日(伊万里市大野岳)佐賀昆虫同好会会員 坂井文雄氏撮影

【 学 名 】Everes lacturnus kawaii  Matsumura,1926【 大きさ 】
【 時 期 】8月~10月(夏・秋)【 発生数 】稀少(生息地で稀に目にする)
【 生息地 】山地の草地
【 内 容 】 ツバメシジミに非常に似ているが、本種は裏面の後翅の上の部分(第7室)にある2個の斑点と、その下(中室内)の1個、内縁の1個、および外縁肛角部の2個の斑点だけが黒色で、他の斑点は淡灰色であるが、ツバメシジミは全斑点が黒色である点で区別出来る。また、本種の雌雄とも尾状突起はツバメシジミに比べて、より長い。
 本種の裏紋の斑紋は雌雄とも同じであるが、翅表が雌では暗褐色、雄は紫藍色で相違がある。
 本州(和歌山県)、四国(高知県)、九州(全県)に分布するが、産地は局地的である。国外では台湾、中国南部、インドなど熱帯地方に広く分布する。幼虫は、マメ科のシバハギの花蕾、実を食べる。年1回の発生で、8月下旬から10月上旬まで発生する。越冬は4例幼虫で行う。
本種は近年、全国的に減少しており、絶滅した地域もある。
 佐賀県では、1982年に、唐津市で発見され、その後、2006年迄報告があった。2004年に鎮西町馬渡島で、26年ぶりに1頭の雌が発見された。2012年現在では、発生地は佐賀県北西部の2カ所になってしまったと云う。発生環境の変化である。これまで私は、この蝶に野外で遭遇したことはない。

2013年9月8日(伊万里市大野岳)佐賀昆虫同好会会員 坂井文雄氏撮影


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