蝶の詳細

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オオチャバネセセリ    準絶滅危惧種
Flower Swift    セセリチョウ科

1994年7月8日撮影(佐賀市三瀬村)

【 学 名 】Polytremis pellucida (Murray,1875)【 大きさ 】
【 時 期 】7月~8月(夏)【 発生数 】
【 生息地 】山地
【 内 容 】 前後翅の地色は、黒みを帯びた茶褐色で、裏面は赤みを帯びた黄土色である。最普通種のイチモンジセセリに似ているが、後翅裏面の白斑で区別出来る。イチモンジセセリでは、白紋が一直線に規則正しく並んでいるが、本種では、それが交互にずれる点で区別出来る。また、前翅長に対して触覚の長さが、1/2を超える点でも区別できる。雌雄の色彩斑紋は、殆ど同じである。
 北海道、本州、四国、九州に分布するが、中国、四国、九州では、山地帯に棲息するが、数は少ない。佐賀県では、10年前迄は、各地から報告があったが、その後は極端に少ない。地域によっては、絶滅危惧種に指定されている。国外では、サハリン、中国中・南部に分布する。成虫発生のピークは、7、8月。年2回発生が一般的である。幼虫の食餌植物は、メダケ、クマザサ、ヤダケ、などのタケ科植物や、ススキ、アシ(ヨシ)、エノコログサ、イネなどのイネ科植物。
 私のオオチャバネセセリとの最初の出会いは、やはり佐賀市三瀬村であった。1994年7月2日、同村の山中地蔵(脚気地蔵)の山の裏側に廻った所に水田があり、その横のミヤコグサに本種が数頭飛来して吸蜜していた。同年7月8日、15日に同場所で本種を確認した。三瀬村でも、他の場所では、本種で出会ったことはない。その後は、この場所に行ったことはない。

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