蝶の詳細

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ウラナミアカシジミ    
Zebra Hairstreak    セセリチョウ科

1979年8月2日撮影(岩手県岩手市玉山区)

【 学 名 】Japonica saepestriata (Hewitson,1865)【 大きさ 】
【 時 期 】6月(夏)【 発生数 】
【 生息地 】平地から山地の雑木林
【 内 容 】 翅表は橙黄色のシジミチョウである。雌は前翅端に、はっきりした黒帯があるが、雄にはその黒帯がないので、雌雄の区別は容易である。裏面は独特の縞模様で、雌雄同様である。表面の色彩は、他のアカシジミの仲間に似ているが、裏面を見れば同定に迷うことはない。
 国外では朝鮮半島、中国東北部、ウスリーに分布する。国内では北海道、本州、四国に分布し、九州には産しない。年1回の発生で、6月上・中旬から発生する。ものすごい数が見られることもある。幼虫はクヌギ、ミズナラ、コナラなどの植物を食べる。幼虫は葉を綴って巣を作り、その中に潜んでいる。卵で越冬する。
 この蝶との最初の出会いは、盛岡市郊外の“分かれ”という場所であった。たくさんのウラナミアカシジミが発生していた。
 同じ属の蝶に、アカシジミがいる。アカシジミは北海道、本州、四国、九州に分布する。佐賀県内でも鳥栖市、佐賀郡、神埼郡、小城郡、東松浦郡から採集報告がある。しかし、1980年頃から減少の傾向をたどっている。ムモンアカシジミ Shirozua jonasi (Janson,1877)は北海道、本州に分布し、九州には産しない。チョウセンアカシジミ Coreana raphaelis yamamotoi Okanoは、珍蝶中の珍蝶である。岩手県に産するが、私はまだ見たこどがない。私にとって幻の蝶である。

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