蝶の詳細

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クロマダラソテツシジミ    
Plains Cupid    シジミチョウ科

2013年10月16日撮影(佐賀市鍋島町蛎久)

【 学 名 】Chilades pandava (Horsfield,1829)【 大きさ 】
【 時 期 】【 発生数 】
【 生息地 】
【 内 容 】 雄は、翅表は、黒縁に彩られた藍色である。雌は黒色部が広く、中央が藍色である。後翅には尾状突起がある。裏面は雌雄とも、白帯に縁取られた薄茶色の紋列があり、尾状突起の基部は橙色に囲まれた黒紋がある。本蝶は本来東南アジアから南アジアに分布する熱帯蝶であるが、1992年沖縄で初めて発見された。
 2006年、石垣島、西表島で発生し、2007年から九州本土で発生し、佐賀県でも確認された。2007年秋には関西まで北上した。現在では、関東まで進出している。
 幼虫はソテツの新芽を食し、卵から孵化までの期間が2週間程度だと云う。成虫は12月頃まで見られるが、寒さに弱く越冬出来る可能性は低い。飛来する迷蝶と考えられる。
 私と、この蝶の最初の出会いは、2009年10月10日、自宅の庭であった。ウラナミシジミと違う蝶が来たので撮影したのが、この蝶であった。2010年秋にも自宅の庭で撮影した。2011年も飛来したが、2012年には、全く姿を見せなかった。その年は佐賀県からは全く報告はなかった。
 ところが、2013年には自宅の庭に沢山飛来してくれて写真撮影の機会は多かった。今年は、果たして飛来してくれるだろうか。この蝶は、ソテツの害虫として嫌われているが、私にとっては、南の国から、はるばる訪問してくれる客である。
 2014年には、とうとう自宅には来なかった。佐賀県として飛来した報告は聞かない。2015年を期待する。

2011年10月29日撮影(佐賀市鍋島町蛎久)

2011年10月24日撮影(小城市小城町松尾)

2011年10月29日撮影(佐賀市鍋島町蛎久)


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