蝶の詳細

詳細表示です。

タイガー・スオローテール    
Tiger Swallowtail    アゲハチョウ科

1981年7月7日撮影(米国フロリダ州ゲインズビル)

【 学 名 】Papilio glaucus Linnaeus,1758【 大きさ 】
【 時 期 】【 発生数 】
【 生息地 】
【 内 容 】 アゲハチョウは、英語でスオローテールと呼ばれる。タイガー・スオローテールは、中央アラスカ、カナダから北米の大西洋岸にかけて分布する。
 この蝶は、米国東部でもっとも普通のアゲハである。西海岸には、本種と非常によく似たウエスタン・タイガー・スオローテールが分布している。
 中年以上の方は、“慕情”という映画をご存じのはずである。ヘンリー・キング監督の映画で、主役は、ウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズで、舞台は香港である。
 ホールデンの特派員マークとジョーンズのハン女医は愛し合うようになり、丘の上でデートをする。そのとき、マークの肩に蝶が止まる。その蝶は、シロチョウ科の一種であるが、種類は判定できない。
 マークが戦場でタイプを打っているときに、白い蝶がきて、タイプライターに止まる。これはモンシロチョウであった。マークは戦死し、ハン女医は思い出の丘の上に、ひとりでやってくる。
 そのとき、1頭の蝶が飛んできて木に止まる。この蝶は、マークの化身である。なんと、この蝶はアメリカ産のタイガー・スオローテールか、ウエスタン・タイガー・スオローテールであった。
 マークの魂が、はるばる太平洋を越えてきたことになる。両種とも東洋には分布しないので、香港では、これらの蝶に出会えないのは確実である。

「佐賀の自然デジタル大百科事典」に掲載しているデータ(文章・写真等)の複製(印刷、ハードコピー等)、転載等は、学校教育に使用される場合等を除き、無許可での複製・転載を禁止します。詳しくは利用案内をご覧ください。