蝶の詳細

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ベニモンシロチョウ    
Painted Jezebel    アゲハチョウ科

1975年11月17日撮影(タイ国バンコック)

【 学 名 】Delias hyparete indica Wallace,1867【 大きさ 】
【 時 期 】【 発生数 】
【 生息地 】平地の草地
【 内 容 】 いかにも、熱帯蝶らしい派手な色彩のシロチョウである。雄の翅表は白色、前翅の先端部は黒色で、中に不鮮明な白斑がある。後翅裏面の基半部は黄色を帯び、外側部に橙赤紋が並ぶ。翅脈は黒色である。雌では、翅表の先端部にある黒色部と後翅外縁の黒色部が広いので、雌雄の区別は容易である。裏面は、雄と大差なく、強いていえぼ、前翅の白色部がやや、黒色を帯びる。
 本種は東洋熱帯に広く分布する。台湾にも分布するが、あまり普通ではないという。台湾産のものは、別亜種で後翅裏面の橙赤紋が、黒褐色で縁どられている。食餌植物は、ヤドリギ科の植物である。飛び方は早くない。
 私は1975年、タイ国を訪問したが、そのときに、バンコックで、この蝶に初めて出会った時には感激して撮影した。その後、1982年に再びタイ国に行ったが、この蝶は、どこに行っても見かけるシロチョウであった。
 印象に残っているのは、国境の町メサイを訪問したときである。メサイの町は、タイ国の最北端で川をはさんで、ミャンマー(当時ビルマ)国境に接するところである。川に懸かった橋の上には、露天商が沢山おり、頭蓋骨の付いた水牛の角などを売っていたのも面白かったが、橋の横の木の上を、ベニモンシロチョウが1頭飛んでいた光景が私の脳裏に鮮明に残っている。

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