蝶の詳細

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ミヤマカラスアゲハ    
Chinese Windmill , Alpine Black Swallowtail    アゲハチョウ科

2011年5月5日撮影(小城市松尾)

【 学 名 】Papilio maackii Ménétriès,1858【 大きさ 】
【 時 期 】4月~10月(春・夏・秋)【 発生数 】少量(生息地でたまに目にする)
【 生息地 】山地の樹木や湿地
【 内 容 】 カラスアゲハと非常に似ているが、本種はカラスアゲハと比べて、前翅の先端が尖り、後翅の丸みがないが、これは両者を比べてみないと分からない。後翅裏面に黄色帯があればミヤマカラスアゲハと断定出来る。また、前翅裏面の白色帯が、カラスアゲハでは、下より上に末広がりになっているが、本種では、この白色帯が、殆ど同じ幅で、外縁に、ほぼ平行である(雌では区別点にならない個体がいる)。雌雄の差は、雄では、前翅の下の部分(第1b,第2室)に、ビロード状のもの(性斑)があるが、雌には、これがないので、雌雄の区別は容易である。
 普通年2回の発生で、春型(4~5月出現)、夏型(7~8月出現)がある。両型とも、雄は集団を作って湿地に降りる事がある。北海道、本州、四国、九州に分布する。国外では朝鮮半島、ロシア南東部、中国、台湾に分布する。山地に見られ、平地には極めて、まれである。幼虫の食餌植物は、キハダ、カラスサンショウなどのミカン科植物。
 昆虫少年の日、私は山で何頭のカラスアゲハを採集したが、今思えば、確かにミヤマカラスアゲハも採集したらしい。
当時は、私の知識では、未だカラスアゲハとミヤマカラスアゲハの区別は出来ない状態であった。

1991年4月30日(佐賀県経ヶ岳で採集)佐賀昆虫同好会会員 廣川典範氏所蔵標本


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