蝶の詳細

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カラスアゲハ    
Chinese peacock , Bianor peacock    アゲハチョウ科

1975年8月9日撮影(盛岡市北山)

【 学 名 】Papilio dehaanii C.&R.Felder,1864【 大きさ 】
【 時 期 】4月~5月と7月~8月(春・夏)【 発生数 】普通(生息地で目にする)
【 生息地 】平地から山地の樹木
【 内 容 】 真っ黒い髪のことを、「髪はカラスのぬれ翅色」という。しかし、カラスアゲハの翅の色は真っ黒ではない。黒地に藍緑色の鱗粉をふりまいたような美しい翅である。カラスアゲハという名前は、むしろクロアゲハにふさわしいと思う。そんなに美しいアゲハチョウである。
 カラスアゲハは、私が少年の日に、あこがれ続けた蝶の一種である。
 この蝶は日本全国の山地、平地にいるが、佐賀県では山地や山ろくに多く、平地では少ない。国外ではサハリン、朝鮮半島、中国東北部から、台湾、中国、トンキン、北ミャンマーにかけて産し、その分布は広い。
 日本西南部では春型は4~5月、夏型は7~8月に発生する。幼虫はコクサギを好み、カラスザンショウ、キハダなどのミカン科植物を食べる。成虫はアザミ類やツツジ類の花に飛来する。
 山の林道などに次々に個体が飛来する蝶道をつくる性質がある。雄は川原などに水を飲みに集まってくる。
 昆虫少年に日、クロアゲハしか採集したことがなかった私は,初めてカラスアゲハを採集した瞬間、なんと奇麗な、黒い大きな蝶がいるのかと、その驚きと感激は忘れる事は出来ない。

2014年5月14日撮影(小城市松尾)

1992年8月7日撮影(佐賀市三瀬村)


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