蝶の詳細

詳細表示です。

スジグロカバマダラ    
Common Tiger    タテハチョウ科

1983年11月24日撮影(香港ビクトリア公園)

【 学 名 】Danaus genutia (Cramer,1779)【 大きさ 】
【 時 期 】1月~12月(春・夏・秋・冬)【 発生数 】迷蝶(季節風・台風後に、たまに目にする)
【 生息地 】(迷蝶のため生息地なし)
【 内 容 】 色彩、斑紋は雌雄ほとんど同じである。ただ、カバマダラと同様に、雄は後翅に黒色の斑紋があるが、雌には、それがないので雌雄の区別は容易である。翅脈はカバマダラと違って、黒色で太い。
 西はインドから、東はオーストラリアに至る東洋熱帯に広く分布するマダラチョウ亜科の一種である。わが国では、八重山諸島に土着している。石垣島や宮古島では、1月から12月まで成虫がみられ、もっとも個体数が多いのが5、6月であるという。全国各地に採集例があり、迷蝶として知られている。
 佐賀県でも、川副町や東松浦郡北波多村などから、夏の終わりから秋にかけて採集報告がある。幼虫の食草はガガイモ科の植物である。土着地では、ふわふわとゆっくり飛び、畑地や荒れ地で訪花しているのに出会う。
 土着地での最初の出会いは、どこだったのだろうか。その記憶がないのは、南の国に行けば必ずといっていいほど遭遇するからであろうか。1983年11月下旬に香港を訪問したときに、ホテル近くのビクトリア公園に行った。そこで、1頭のスジグロカバマダラが飛んできて、運よく、花壇の鉄棚のすぐ下の花に止まったので、鉄棚の外から撮影したのがこの写真である。
 その後、佐賀市川副町で、複数の個体に遭遇した。

「佐賀の自然デジタル大百科事典」に掲載しているデータ(文章・写真等)の複製(印刷、ハードコピー等)、転載等は、学校教育に使用される場合等を除き、無許可での複製・転載を禁止します。詳しくは利用案内をご覧ください。