蝶の詳細

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オオミスジ    
Large Sailer    タテハチョウ科

1975年7月22日撮影(岩手県盛岡市大志田)

【 学 名 】Neptis alwina (Bremer&Grey,1852)【 大きさ 】
【 時 期 】6月~8月(夏)【 発生数 】
【 生息地 】平地から山地の林緑や人家周辺
【 内 容 】 わが国では、最大のミスジチョウの仲間である。前翅の前へりに沿う白帯の形は、この蝶の仲間の同定に重要である。オオミスジは、その白帯が一本で分割されてなく、しかも、ギザギザがあるのが特徴である。雄は翅の形が狭長で、前翅端のとがりが雌より強い。
 国外では朝鮮半島、中国大陸に分布する。わが国では北海道と本州に分布する。北海道では南西部に棲息するが、極めてまれである。東北地方から中部地方の山地では、まれでない。分布の西南限は、伊吹山脈といわれている。年1回の発生。平地~低山地では、6月上・中から発生する。山地では、7月が盛期で、8月までみられる。幼虫は、ウメ、アンズ、スモモなどを食べる。幼虫で越冬する。
 蝶の採集を始めて、コミスジを捕ると、コミスジより珍しいミスジチョウの仲間が欲しくなる。オオミスジは憧れの的となる。1973年の夏は、私が始めて盛岡市に住み始めた年である。休日には、よく蝶を求めて歩いた。オオミスジは、盛岡周辺では、そんなに珍しい蝶ではないが、必ず出会えるものでもない。私は電車に乗って山の中の駅に行った。駅の近くに、沢山のウメの木を植えてある農家の庭があった。そこに少年の日から憧れ続けたオオミスジがたくさんいた。シャッターチャンスも十分あった。

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