現在、沢山の参考書が出版されているが、初版に列記した以外に、とりあえず、最近の次の参考書を推薦する。また、インターネットでホームページを開けば、目的の蝶の写真や解説を見る事が出来る。
わが国の蝶学の第一人者が編集・執筆しており、わが国の蝶全種について、多数の標本の写真と、詳しい最新の知見の解説が掲載されている。
佐賀昆虫同好会員の著者が、1924~1991年間までの佐賀県で報告された文献を纏めた書で、佐賀県の蝶を知る上に不可欠の書である。1992年以後の文献は、同好会発行の機関紙「佐賀の昆虫」に同著者が連載している。本書は、同好会の特別報告第1号として発行されたが、佐賀県立図書館で閲覧する事が出来る。
日本チョウ類保全協会の会員を中心に、フィルドで撮影された、日本の蝶の生態写真を用いた図鑑である。野外で眼にする蝶の鑑別が出来るように工夫されている。野外に持ち歩いて、生きた蝶を観察するのに役立つ図鑑である。
昆虫の生き生きとした色鮮やかな写真が多くある。また、昆虫が住んでいる場所や育て方も詳しく書かれている。自由研究に役立つ情報が多い。さらにDVDも付いている。